カリスマエステシャン見習い日記−第3話

美容商材の輸入・新ビジネス

ハンガリーの首都、Budapestは、王宮があるBUDA側と金融、商業機関があるPEST側がドナウ川はさんで分かれている。ILCSI社は、BUDA側のかなり郊外にある丘の上のうっそうとした森に囲まれた田園地帯にあった。周りには、さまざまなハーブ畑、フルーツの木々、野菜畑が広がり、犬や猫だちが一緒に暮らすなんとものどかな場所だ。

3人が待合室に待っていると、英語を話す女性と男性が入ってきた。社長は、どうやら英語が出来ないらしい。

私たちが、この化粧品を日本で是非輸入したいと申し出たところ、女性は、答えた。

『あなたがたは、エステシャンもしくは、美容のプロの方でしょうか?』

私たちは、答えた。「いいえ、エステは、やるほうでなくて、お客さんの立場ですが・・・。貿易のプロではありますが、美容のプロではありません」

そして、次の言葉に三十路女3人組は、早くも意気消沈した。

『私たちは、美容のプロとお仕事をしたい。この商品は、完全なプロフェッショナル製品なので素人は扱えない』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし、とっさにA子は啖呵をきった。
「今からでも、美容のプロになります。エステシャンの資格を取ります。そうしたら問題ありませんよね」

こうして、私たちは、バリバリのOLから手に職をつけるべく、”エステティシャン”への修行を余儀なくされたのだった。

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