カリスマエステティシャン見習い日記−第4話

カリスマエステシャンへの幕開け

カリスマエステシャン見習い日記−第4話

ハンガリーでは、エステサロンがたくさんある。そしてエステに行くことがそんなに特別な事ではない。
日本だとちょっと”贅沢”なものだったりするが、ハンガリーではもっと身近なものだ。たいていの美容院の一角にエステルームがある。

エステシャンは、美容師さんと同じく国家資格が必要なのだ。そしてその資格は看護師と同等に割りと厳しくて、プロフェッショナルなものとして認められている。

そんな中、外国人である私たちは、ハンガリーの水準でエステシャンになる資格を
とるのはほとんど不可能であると察知した。

色々調べた結果、A子が大学時代に留学した事があるイギリスにわたって”Beaty TherapyというDipromaを取得する事にした。何よりもハンガリー語を習得するより、英語ならどうにかなるっていうんで早速、インターネットで資料を取り寄せ入学申込みだ!そしてもともと薬剤師だったC子は、なんとか
会社を説得してハンガリーのエステサロンで丁稚奉公させてもらうことに。残ったB子は、日本でエステティック学を通信教育で勉強する事になり、それぞれの進むべく道は決まった。

:::::::A子のエステティシャン(Beauticianへの)-イギリス編::::::::

2001年9月こうしてエステシャン留学という名目でイギリスの地に旅立った。イギリスはアロマテラピーを勉強に世界各国から留学生が来ると思うが、エステ学での外国人は意外と少ないようだ。通学中、外国人といえば英国人と結婚したスウェーデン人ただひとり。唯一のアジア人は私だけ・・・。一クラス12人という小規模なクラスでの初顔合わせ。残りの11人は、珍しい東洋人(私)にとまどいつつも、私の名前を覚えようとしてくれた。私の名前はAKIKO。
簡単そうに思うが、イギリス人が発音すると、なんだか気持ち悪い感じに・・・。「アケイコォ」だって・・・。

教材が渡されて、physiology(生理学)とanatomy(解剖学)の基礎学科からはじまった。10年以上前の英国留学時代に、ビジネス学を勉強していた私は、もともと文系で日本語でさえも苦手な分野なのに、用語がちんぷんかんぷん。早くも電子辞書にしがみつく。

午前中は、主に解剖学と生理学の学科の授業があり、午後はBeauty Therapy
エステの実習だ。大概2人1組のペアになって合練習する。まずは、Skin diagnosis(肌診断)からはじまる。

生徒は私以外白人のため、いろいろな人の肌を観察するが、欧米人の肌には毛穴が見えない。
みんな大体乾燥肌だ。やはり湿気がないせいだろうか。。。毛穴がないかわりに、
こまかいソバカスが沢山ある。そして日本人に比べて弾力も少ないようだ。
若くても触ってみるとちょっと年寄りみたい・・・。

反対に私の肌質も彼らにとって、興味深いのだろうか。30台にしては、おそるべく弾力と皮脂量なのか・・。あとから、アジア系の人やアフリカ系もモデルとして観察したが、白人、黄色人種、黒人ともそれぞれ特徴がある事を知るのだが。

かくして、毎日3ヶ月間の間このcollegeにてエステシャンになるべく実習をしながら勉強する事となるのだ。

イギリスに渡ったA子、日本でエステティック論の勉強を始めたB子、そしてハンガリーにあるILCSIサロンへ(オーナーがエステ学校、そして看護学校でフィジオテラピー(電気治療学)の講師をしている女性の下)修行を受けるC子と三者三様のエステティシャンへの道を進みだした。

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