カリスマエステティシャン見習い日記−第5話

カリスマエステシャン養成塾

カリスマエステシャン見習い日記−第5話

:::::::A子のエステティシャン(Beauticianへの)-イギリス編 学科編:::::::

少しエステスクールやらに慣れると、クラスメートの生活が分かってくる。全英から生徒が集まるこの学校は、インターナショナルライセンスである、ITEC(International Therapy Examination Center)などが取得できるため、コースがまちまちに分かれている。私は Beauty Therapy全般を網羅するコースを受講していたが、細分化され、すでに現役エステティシャンは、ブラシアップのため、1教科から受講できるシステムなのだ。基本的な皮膚生理学、解剖学のほかに、アロマテラピー、ボディマッサージ、ボティスリミング(痩身)、フェイシャルテラピー、エレクトロテラピー(電気療法)、エピレーション(脱毛)、電気脱毛など、さまざまなコースが細分化されている。

そして、それぞれのコースは、1週間で終了するので、エステティシャンの仕事を休んで技術を磨こうとするプロがほとんどなのだ。

私が在籍していた総合エステ学のコースの生徒のうち、全くの素人は私とあと18歳の女の子一人だけであとは、クラランス、Guinot、クリニーク、ゲランなどの有名一流サロンに働くエステティシャンばかりだった。彼女達は、基本的な事は全て知っている。ただ転職に必要な資格と、よりプロフェッショナルな知識が欲しいだけなのだ。

ただ一人の外国人であり、エステの事はちんぷんかんぷんで不器用な私は、皆の足をひっぱらないように、ひたすら授業についていくのがやっとで、電子辞書を片手に必死に追いつこうとしていた。

ある日、クラスの一人が「あなたはどうして、Beauticianになりたいの?」という質問をしてきた。なので、「ある化粧品を輸入したいんだけど、プロのBeauticianでないと扱ってはいけないの」という返答をすると、「随分、閉鎖的な会社ね。でもきっと強い信念があってそうしているのね。詳しく教えて欲しいわ。」といういたって興味津々な様子。

聞くところによると、彼女は イギリスとアイルランドにスパを持つオーナー兼エステティシャンで、雇用しているアシスタントを引き連れてこのコースに参加した模様。

私がこれから、扱う化粧品に興味を持ち、ついにハンガリーに一緒に同行すると言い出した!

『新規顧客獲得してやったわけね、私ったら?』とこれから取引する化粧品会社に報告するべく、心の中で『これで、私がこの学校で落ちこぼれでもなんとか点数を稼げるかも????』などと一人ほくそ笑んだのだった。

そのよこしまな考えが、自分の無知さ加減をさらに、露呈する結果になるとはそのときは思いもしなかったのだった。

【次号に続く】

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